JMAACV 日本メディカルアロマテラピー動物臨床獣医部会

イギリス式アロマテラピーとは異なる、フランス・ベルギーで医療として認められているメディカルアロマテラピーを実践している団体です。
メディカルアロマテラピーとは、直接、精油(エッセンシャルオイル)を皮膚に塗布したり経口することにより、早期に症状の改善を図るという治療効果を期待するものです。
メディカルアロマテラピーで注意すること
日本の法律では、皮膚に塗布するものには「化粧品」、飲用するものには「食品」の認可が必要になります。皮膚塗布や飲用の場合には、それぞれ認可のある商品を選ぶことが必要です。
通常「精油」は雑貨扱いであり認可は取られていません。精油を皮膚塗布したり飲用したりする場合は、自己責任によって自分自身に行うことが基本となります。そのため、使用上の注意を守り、しっかりした分析表が添付されたものを選ぶことが必要です。
当会の概念
| メディカルアロマテラピーについて |
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昔から植物より薬は作られてきました。今でも植物によって医師が薬草治療をしている国もたくさん有ります。現代ではその植物に、どのような成分が含まれ、どの成分に薬理効果が有るかを学び化学的に作る事によって、即効性の有る新薬が誕生しています。これはとてもすばらしい事で、これによって人間は延命ができたと思います。しかし強い薬による副作用や抗生物質の誕生により病原菌を強くしたのも人間です。私たちが使う精油はケモタイプという物で、この精油は自然の無農薬の物で成分が明らかな物を使います。1つの精油には色々な成分が入っていますが、現在私たちがこの精油を使うには、代表的に多く含まれる数種類の成分からどれを選ぶか判断し、精油を組み合わせ、刺激成分に気をつけトラブルを起こさないようにします。一般的にメディカルアロマというと、このように有機化学・薬理面からのみのとらえ方で使いますが、これでは現代医薬的に副作用の少ない物として考える使い方と、植物に含まれる沢山の成分の可能性としての考えで使うことになってしまいます。私たちは治療としてもう一歩踏み込んだメディカルアロマテラピーを考えます。メディカルアロマのすばらしさは、感染症に対する可能性と自律神経系・免疫系・内分泌系への作用としての可能性があることだと思います。精油の組み合わせで、鎮痛や鎮静・局部麻酔・抗炎症のように即効性を求める方にはそのようなブレンドも出来ますが、相手の体質を考え根本的な治療としてのブレンドも考える事が出来ると思います。 |
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| 製油(エッセンシャルオイル)について |
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アロマテラピーに利用できる精油は、100%天然でなればなりません。精油に含まれる約300〜400種類といわれる成分全体を利用することが大切です。特定の成分だけを抜き出したり、別の植物の精油と混ぜたりしていないか、又は農薬などの有害物質が混入していないかを調べるためにガスクロマトグラフィーなどの非常に精密な分析機械 を使って成分を分析し、そのデータを公開していることがケモタイプ精油の条件です。結果としてアロマテラピー(植物療法)に必要な成分が、確かに含まれていることを確認 することが出来るのです。ケモタイプ精油は“HECT”又は、“CT”と略号で表記される場合があります。植物から採油される精油は、同じ植物の蒸留する部位や品種の違いによって含まれる成分や成分の組成が違います。 |
【製油選び】
・世界共通の名称である『学名』で アロマテラピーに使う植物の精油を特定します。ケモタイプ精油には必ず学名が明記 されています。
・植物は生育する土壌や気候風土などの自然環境などにより、成分バランスが大きく変化する場合があります。そこで、生育地や蒸留地を表示してあります。
・昨年採れた精油と今年採れた精油、栽培地の違う精油を混ぜたりすることの無いよう蒸留年月とロット番号が記載されています。蒸留年月は流通の多い精油はその年蒸留したものが輸入されますが、精油の蒸留は1年に1回なので一般的には去年蒸留したものが輸入されています。精油は冷暗所で正しく管理していて、開封しなければ5年間は品質に変化を起こさないと言われています。正式な成分分析表には分析をした年月が記載されているので、分析表を公開しているケモタイプ精油であれば蒸留年月は隠すことができません。
・蒸留した精油に一切の手を加えないよう開封防止キャップ付きのボトルを採用して、 全て現地で詰めたものをそのまま輸入しています。更に、輸入元の責任に於いて輸入後国内の厚生労働大臣登録検査機関で分析試験を行い、内容成分の検証を行ってあります。 また、残留農薬の分析検査も行い無農薬栽培で栽培された植物であるかどうかも検証してあります。 |
| <基材について> |
精油をキャリアオイル(オリーブ・アーモンド等)油脂で希釈すると、互いに親油性なので混ざります。しかし肌に対しては、キャリアオイル(分子量1,000以上)は浸透しませんので肌から吸収出来る精油(分子量400以下)の吸収率を非常に低下させてしまうでしょう。
この方法の場合は、ほとんどが揮発性による香りの効果が優先されると思われます。マッサージオイルに精油を添加する場合は香りだけの効果を使う事になると考えます。
塗布することによっての作用・効果を望むのであれば、高濃度又は原液のエッセンシャルオイルを使うしかありません。
しかし現在は天然の「親水性ジェル」=ナチュラルモイストジェルに添加する方法が有効だと協会では考えます。
ナチュラルモイストジェルは、白樺・昆布・・・から抽出した協会オリジナルアイテムです。(特許出願中) |