メディカルアロマテラピーとは

古代から人々は、木や草花、虫、鉱物など、自然にあるものを薬として使っていました。植物を薬として使用していたことは、日本最古の歴史書『古事記』のなかにも記されています。地域によっては、今でも植物によって薬草治療をしている地域も多く存在します現代ではそれぞれの植物には、どのような成分が含まれ、どんな薬理効果があるかを研究し、化学的に製造する事によって、即効性のある薬を作り出しています。現在、日本でけでも、処方薬と市販薬を合わせると、約26,000品目にも及びます。動物用医薬品にに限ると約3,000品目です。動物だけに使われる特殊な薬も存在しますが、多くは人で使われる薬とほとんど同じ成分のもので、特に犬や猫で使われる薬は、人用に開発された薬そのものを転用してることが多いです。薬の発展で、人は延命になりましたが、副作用という「リスク」も併せ持っています。また、抗生物質の不適切な服用による「薬剤耐性菌」も世界的な問題になっています。


一般的にメディカルアロマテラピーというと、有機化学・薬理面からの捉え方で使用しますが、これでは現代医薬的に副作用の少ない物として考える使い方と、植物に含まれる沢山の成分の可能性としての考えで使うことになってしまいます。当会は治療としてもう一歩踏み込んだメディカルアロマテラピーを考えます。その素晴らしさは、感染症に対する可能性と自律神経系・免疫系・内分泌系への作用としての可能性があることです。精油の組み合わせで、鎮痛や鎮静・局部麻酔・抗炎症のように即効性を求める方にはそのようなブレンドも出来ますが、相手の体質を考え根本的な治療としてのブレンドも考える事が出来ることです。

概念 Concept
Medical Aromatherapy

製油

●Chemotype

当会が使用するプラナロム精油はケモタイプと呼ばれ、200~300種類の天然成分のすべてを利用できる100%天然のものしか使用しません。また特定の成分だけを抜き出したり、別の植物の精油と混ぜたりしていないか、そして世界で主に使用される農薬29種を日本国内で、ガスクロマトグラフィー等の精密な分析機械による徹底した検査を行い、成分分析をクリアした安全なものを使用します。

植物から採油される精油は、同じ植物の蒸留する部位や品種の違いによって含まれる成分や成分の組成が違います。

私たちがこの精油を使うときには、代表的に多く含まれる数種類の成分からどれを選ぶか判断し、精油を組み合わせ、刺激成分に気をつけ、トラブルを起こさないように心掛けています。

プラナロム(輸出元)検査項目シート

ケンソー(輸入元)検査項目シート

●Comment choisir

世界共通の名称である「学名」で 使用する植物の精油を特定します。植物は生育する土壌や気候風土などの自然環境などにより、成分バランスが大きく変化する場合があります。

そのため、生育地や蒸留地を表示してあります。昨年採れた精油と今年採れた精油、栽培地の違う精油を混ぜたりすることが無いよう蒸留年月とロット番号が記載されています。精油は冷暗所で正しく管理していて、開封しなければ5年間は品質に変化を起こさないと言われています。

正式な成分分析表には分析をした年月が記載されているので、分析表を公開しているケモタイプ精油であれば蒸留年月は隠すことができません。蒸留した精油に一切の手を加えないよう開封防止キャップ付きのボトルを採用して、 全て現地で詰めたものをそのまま輸入しています。

●Matériel de base

精油を、キャリアオイル(オリーブ・アーモンド等)油脂で希釈すると、互いに親油性なので混ざります。しかし皮膚に対しては、キャリアオイル(分子量1,000以上)は、浸透しませんので皮膚から吸収出来る精油(分子量400以下)の吸収率を非常に低下させてしまいます。この方法の場合は、ほとんどが揮発性による香りの効果が優先されます。塗布することによっての作用・効果を望むのであれば、高濃度又は原液の精油を使うしかありません。

しかし、現在は当会の特許取得のオリジナル基材である天然の「親水性ジェル」=ナチュラルモイストジェルに添加する方法が有効だと当会は考えます。ナチュラルモイストジェルは、白樺・昆布等から抽出した独自基材です。

●Point important

人間に使用する際は、日本の法律では、皮膚に塗布するものには「化粧品」、飲用するものには「食品」の認可が必要になります。皮膚塗布や飲用の場合には、それぞれ認可のある商品を選ぶことが必要です。
通常「精油」は雑貨扱いであり認可は取られていません。精油を皮膚塗布したり飲用したりする場合は、自己責任によって自分自身に行うことが基本となります。そのため、使用上の注意を守り、しっかりした分析表が添付された精油を選ぶことが必要です。動物は特に舐めてしまいますので、より充分な配慮が必要となります。香りを嗅ぐというだけのアロマテラピーではなく、「塗布」や「経口」も取り入れます。そのため有機化学や薬学その他、身体や病気に関しても学ぶ必要があり、獣医師の先生方と共に研究を進めるアロマテラピーです。

メディカルアロマテラピーの用法

〇家庭での健康管理及び家庭医学としての使い方で病気の予防にメディカルアロマテラピーを使います。これには病気の原因の一つであるストレスや生活習慣・健康管理に非常に効果を上げています。


〇医療として西洋医学を中心に代替治療としての使い方で副作用面・ストレス面・カウンセリング面で有効と考えやはり効果を上げています。その他、各分野での治療やエステ等に沢山の使い方が期待できると思います。

JMAACVは、動物のQOL向上のために活動する

CACIO コンパニオンコンパニオンアニマルケア国際機構』のアライアンスメンバーです。

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